ホエーブス(Phoebus)No.625新型(3rd. model)

 1979年頃以降に製造された物である。燃料タンクから伸びているカラーが細くなり、バーナー・ヘッドの中に入り込む方式になった。これはそれまでの皮革製で大きいパッキンをファイバ製で小さい物に代えるための方策ではないかと思われる。バーナー・ヘッドにはスパナを当てる平面ができ、締め付けやすくなった。燃料タンクに貼られたネーム・シールは透明シールに印刷した物になり、MJRの親会社であろうか「NGT」のロゴが付くようになった。火力調節ハンドルは旧型と変わらないが風防はステンレス製になった。
 収納缶は赤の丸形で、旧型と同じデザインである。